友人が、拙著『幸福途上国ニッポン』についてブログに書いてくれました。
http://hiratomo.com/59489721
友達だからと単に持ち上げて誉めるのではなく、なるべく客観的に、冷静に語ろうとしている彼の姿勢に、男の愛情を感じました。
彼は高校時代に香港映画俳優「サモハン・キンポー」に似ていたので、「サモハン」と呼ばれていました。(たぶん私の命名です)
空手部に入部した当時、サモハンは現在の姿からは想像もできないほどのメタボ体型でした。そこで先輩達からは特に目を付けられ、しごきが酷い時など、サモハンは格好の餌食にされていました。
しかし文字通り「地獄のような毎日」の練習の結果(現在ならば、間違いなく社会問題になっているでしょう)サモハンの顔は、みるみると精悍な顔つきになっていきました。
無類の努力家でもあるサモハンは、最後は空手の型のレギュラー選手となりました。さらに彼の凄いところは、大学で少林寺拳法部に入部し、なんと全国大会で優勝まで果たしたのです。
大学時代にキャンパスでサモハンに出会ったとき、挨拶代わりにふざけて背後から軽く蹴りを入れてみました。すると瞬間的にかわされ、すかさずカウンターの蹴りを3発食ってしまいました。それも凄い早さで。周囲にいた女子大生の目がすっかりハートでした。(今度会ったときに、また試してみようと思ってます)
今では「サモハン」と呼んでも、なぜなのか誰も理解できないでしょう。
でも私にとって、彼はいつまでもサモハンであり、サモハンがサモハンに見えないところが、サモハンを最もサモハンらしくしているのだと、勝手に思っています。
サモハンのブログ:
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2011年7月4日月曜日
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コメントありがとうございます。
みんなでいろいろなことを、それぞれが違った視点で考えていきましょう!