2012年5月24日木曜日

国際社会についての対談

5月21日に、SIDイノラボ×塾図鑑 presents!『エデュセッション!東大院生と教育の未来を語る』として、現役東大大学院生で教育学を研究し、学習塾「プラスティー」の代表でもある清水章弘さんと「国際社会」について対談した。


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生放送だったので、打ち合わせの段階である程度決めていた内容とまったく違う話に進んでいったが、結果としてより深い内容になったと思う。

ちなみに清水章弘さんは、20才の時に会社を起業し、2009年には「NEXT ENTREPRENEUR 2009 AWARD」を受賞している。現在はまだ24才だが、すでに3冊の本を出版し、中国、台湾、韓国で翻訳までされている。

清水さんの最新の著書こちら

話題は「グローバルな人材とは?」にも及んだ。

世界のどこでも自分の軸でしっかりと生きるために、自分の確固たる意見を持ちながらも、相手と深い対話ができ、お互いにより深い共通理解へとすすむことは、容易いことではない。しかしそれができなければ、異文化の人と心からわかり合えることは難しいだろう。

その点では、清水さんはグローバル社会で充分に通用する人物だと思った。
清水さんの経営している塾では、きっと多くの生徒たちが素晴らしい影響を受けているに違いない。

グローバルな人材とは、必ずしも世界で活躍している必要はない。いつでも世界と対峙できる人物であればいいのである。




下記の写真は、5月19日に渋谷アップリンクで、映画「Happy」上映後のトークイベントです。


映画は、連日立ち見が出るほどの超満員でした。
7月頃に「Happy」の自主上映会を計画してますので、また追ってお知らせします。






2012年5月18日金曜日

お知らせ

5月19日(土)18:15から渋谷アップリンクで上映される映画「Happy」の上映後、19:35~20:05まで「世界100か国を10年かけて見つけた幸せとは?」というテーマで話をします。

5月21日(月)13:00から、インターネット番組「エデュセッション!東大院生と教育の未来を語る」で、、勉強を教えない新しいスタイルの学習塾「プラスティー」の代表でもある清水章弘氏と教育について対談します。ライブ配信です。



2012年5月12日土曜日

映画『Happy ~しあわせを探すあなたへ』

先日、映画『Happy』を観た。

個人的に幸せの研究をしている私にとって、「幸せ」「幸福」「Happy」というキーワードには敏感に反応する。

ただ、「幸せ」を題材にした映画となると、ありきたりな、ふわふわっとしたイメージで終わってしまうのかな、という先入観があった。

で、まず最初の感想。

この映画、私の本(『幸福途上国ニッポン』)を映画にしたら、こんな感じになるのかな・・・。というか、登場してくる心理学脳科学専門家の人たち、全員の文献を読んでるし、引用してる箇所なんかもほとんど同じ。さらに、日本の「過労死」も取り上げ、日本人の幸福度の低さについて問題定義もしている。半分ぐらいは、拙著の内容といっしょ!最新の科学的な幸福の研究に基づきながら、世界の人々を紹介している。

でも書籍では表現できない、映像ならではのインパクトも凄いと思った。
トラックに顔をひかれ、顔の半分が変形してしまった女性が、「今のほうが幸せよ」と微笑む姿にウソはない。本当の幸せのありかたについて、心に突き刺さった場面だった。

その他にも、インドのスラム街で生活する幸せな人々や、ブラジルの明るい老人サーファーなど、観ているだけでも幸せを共感できる人たちが沢山でてくる。

さすが世界16ヵ国を6年かけて取材したドキュメンタリーだけのことはある。

あえて言うと、「では、なぜ文化や社会体制の違いで幸せにも違いがでるのか?」という点については、疑問が残る作品でもある。でもそこまでをひとつの作品に求めるのは、ちょっと求めすぎかな。

少なくとも、いろいろと幸せについて考えさせられる作品であることは間違いない。

幸せに関心がない人はおそらくいないと思うので、誰にでもお勧めできる作品ですね。

5月12日(土)から25日(金)まで、渋谷アップリンクで公開してます!






2012年5月6日日曜日

参加者募集

これまで毎月開催していた勉強会を、今月から全4回シリーズとして5月17日から開催します。

世界を5つのエリアに分けて世界紀行の談話を交えながら、世界の人々にとって幸せとは何か、そして人類に共通な幸せはあるのか、について考えていきたいと思います

フェイスブックをやっている方はこちらから:

【Well-being Lab.4回シリーズ】

■目崎雅昭の世界漂流紀行■ 
  ~グローバル化する社会で私たちは経験を共有できるのか~

14世紀の大航海時代、海を渡り国境を越えた貿易が行われるグローバリゼーションが始まりました。
それから600年が経過する今、グローバル化は国家間という大きな枠に収まらず、地域や組織、そして個人をも飲み込んで進行しています。

その結果、私たちは時間や場所の壁を越えて人と繋がれるようになりました。更に、ゼロ年代以降はスマートフォンやSNSサービスの普及により、新たな情報との出会いに拍車をかけています。

14世紀、大航海時代に人々が見たグローバル化の未来…それは人々が様々な制約から解き放たれ、文化交流を通じた豊かなライフスタイルを手に入れることでした。
そして現在、私たちは豊かな生活を手に入れることはできたのでしょうか?グローバル化が日本にもたらした未来、それは表層的な人間関係が増え、絆をベースにした関係性を築けない「すれ違い」を感じさせる社会…ではないでしょうか?

グローバル化時代に生きる…、それは日々巡り会う人から、経済、文化と様々な次元で自分の廻りをとりまく社会を見渡していくことに他なりません。 
この講座では世界の政治や経済や文化へと目線を広げ、私たちが生きる社会を認識するための見取り図を作成していきます。
その上で、皆様が日常を見つめ直し、自分の価値観を変えていくための材料を提供していきたいと考えています。

■講義計画(4回シリーズ)
第1回(5月)→アジア漂流紀行 〜瞑想の国は何を見ているか?〜
第2回(6月)→中東、アフリカ 〜寛容性のある社会について考える〜
第3回(7月)→南米、ヨーロッパ 〜多様性が存在する社会とは何か?〜
第4回(8月)→日本社会を振り返る 〜グローバル化についての考察〜

■各回の形式
・講義(60分)
・質疑応答(20分)
・シェアリングセッション(40分)
・懇親会(60分)

【5月定例会のご案内】

●日 時:5月17日(木) 19:00~22:00
●場 所:CERO 秋葉原
●テーマ:アジア漂流紀行 〜瞑想の国は何を見ているか?〜
●参加費:2,500円(1ドリンク・軽食付き)

フェイスブックをやっている方はこちらから:

参加ご希望の方は、フェイスブックから、もしくは以下のメルアドへ、参加希望の旨をご連絡ください。






2012年5月2日水曜日

テレビ、雑誌

先日、MXテレビに出演した時の写真をアップしました。
http://www.mezaki.info/media/

先週発売のプレジデント(2012.5.14号)で、p81~83まで2ページ以上、幸福度について取材された記事が載りました。
 「データが語る、なぜか不機嫌な日本人の不思議」
http://www.mezaki.info/media/

5月9日23時からNHK BS1で放送予定のエル・ムンド」に出演します。
http://www.nhk.or.jp/elmundo/