2011年11月11日金曜日

未来のグローバルリーダーへ

先日、「未来のグローバルリーダーを育成」している学校で、講義をしてきた。

講演内容はこちら

高校時代からの同級生、福原正大氏が学院長を務める、IGS(Institution for Global Society) だ。

簡単にいうと、世界の大学で通用する学生を育成している。(関連記事はこちら:第四の開国~ハーバード大学と東京大学の二兎を追え

海外留学の支援というと、TOEFLやSATなどのテストを指導する塾と思われがちだが、こちらでは哲学的な思考や、英語でのディスカッション等を中心として、日本人が苦手となりがちなスキルを磨くことが主となっている。

学院長の福原氏自身、外資系の金融機関で取締役を歴任しただけでなく、フランスの大学院INSEAD、グランゼコールHEC)などを卒業しているバリバリの国際派である。(福原氏のプロフィールはこちら

金融機関でカネだけを追いつづける世界から、まったくの別世界である教育に参入した福原氏の心情には、私としても共感できるところが大いにある。

欧米の社会で、日本人が個人として存在感を発揮することは非常にむずかしい。しかしそれは、日本の教育によって個人が抑圧されている結果にすぎない。ならば、もっと個人を尊重する教育をすればいいだけの話だ。

日本には日本のやり方がある、という意見もあるだろう。欧米のマネをする必要などない、と考えるひともいるかもしれない。

しかし、個人が自立して自由を獲得していくことは、欧米でも一般化しはじめたのは19世紀以後の話だ。そして世界の歴史の流れとして、人類が普遍的に追い求めている傾向があることは間違いない。

古今東西、個人を抑圧しつづけて繁栄した社会は存在しない

そして、個人を抑圧する社会では、その個人の満足度・幸福度が低いという結果もある。(参照:幸福途上国ニッポン

リーダーとは、必ずしも集団のトップである必要はないと思う。
自分が自分であることに誇りと責任をもつことが、リーダーとしての一番重要な要素ではないだろうか。

そして何よりも、まず最初に、自分が自分のリーダーであることだろう。


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2011年11月5日土曜日

ガールズナンデスTV

最近は、すっかりテレビを観なくなってしまった。
観たい番組があるときは、録画をして、あとで1.5倍速にして観ている。
もちろんCMはすべて飛ばして。

たとえば、ワールドビジネスサテライトは半分の30分で観ることができる。

たまにニュースなどを生で観ると、話すスピードが遅くてイライラしてしまう。

その代わりに、ネットに費やしている時間はどんどんと長くなっている気がする。
ニュースを読んだり、その論説動画など、貴重な情報源はいくらでも出てくるからだ。

特にフェイスブックを通じて、世界各国の友人たちが「面白い」と感じた情報をシェアしてくれるので、それが面白い確率は非常に高い

ところで、お台場TVという、フジ系列のネット番組がある。そこのガールズナンデスTVという番組に、私の古くからの友人が先日出演した。




22分ごろから登場するのが、ボイストレーナー西めぐみさんで、GEM式ビジネスボイストレーニングという本も出版している。

偶然にも、彼女が番組で紹介している本『厳しい時代を乗り越える 強いリーダーがやるべき88のこと』の著者、福原正大さんは、私の高校時代の同級生だ。

福原さんは、未来のグローバルリーダーを育成するIGSという学校を運営している。

そして36分ごろからは、西さんが拙著『幸福途上国ニッポン』を紹介してくれている。(西さん、ありがとう!)

福原さんの学校では、近日中に私も講師として話をしに行く予定をしているので、その様子はまた後日にアップします。

(追記: こちらに当日の様子がアップされています)

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